映像雑感及びAE備忘録

映像やAfterEffectsに関することを中心にいろいろ(予定)

映像雑感1-諸要素と展望

映像は複合的な要素で構成されており、自分が特に興味のあるものとしては、絵と動きと音とプログラミングになる。

何故かストーリーテリングには昔から関心が無いため、成り行きでもモーショングラフィックスに行き着いたのは正解だったのかもしれない。

インタラクティブ性にも惹かれるが、鑑賞の敷居が高くなること、フレーム単位でのデザインが難しくなること、完成後のアップデートの必要性が高くなること、等から今は敬遠してるところがある。

しかしモーショングラフィックスインタラクティブ性が必要事項になる未来はそう遠くないとかの有名なSander van Dijk大先生もおっしゃってたのでその覚悟はしておくとともに楽しみにもしている。

今のところ半インタラクティブとも言えるVR映像も鑑賞の敷居は高い。エンタメ作品にはもってこいだが広告映像との相性は今のところよろしくない。今後VR遊技機やVRシネマなどが発達すればVR広告映像の入り込む隙間も比例して多くなるだろう。

業務体制としても大規模なチームの一員として限られたセクションを担って超大作を作るよりも、少人数ひいては個人で可能なだけ広い工程に手を加えて多くの小作品を作りたいというところでも小規模のモーショングラフィックススタジオが合っているとは思う。

例えるなら楽団に所属するよりもバンドを組みたい、大きな船よりも小さな器を作りたいといったところか。

しかしアニメや映画も経験してみたいという気持ちもある。広告映像をいくつ作ったところで自分が作りましたという功績は残らない場合が殆どなので映画館で自分の名前がスクリーンに投映されたりパッケージ化された際に名前が残り続けるのは羨ましいと思う。

おわり。